婦人科の中で最も多い癌が子宮がん。子宮体癌と子宮頸癌があって、
この二つは全く別の病気なので、正しく理解しなくてはなりません。
今回、口コミで評判のマイコード遺伝子検査で調べた項目の一つが
子宮体がん。50-60代に多いそうで日本には約3万人の患者がいます。
将来、子宮体がんの発症リスクがどれくらいあるのか?
DeNAの遺伝子検査 マイコードは、自宅で唾液を採取するだけで
【子宮体がんにかかるリスク】を遺伝子レベルで解析してくれます。
嫁の子宮体がんの結果は以下の通りでした。
発症リスクが平均の0.94倍と平均的な結果でした。
0.9%の確率で子宮体がんにかかるリスクがあるということ。
女性特有のがんなので、知っておきたい項目の一つです。
子宮体がんを予防するためには
発症リスクを高める要因は随分と解明されているという印象。
まず、絶対に良くないのは肥満や高コレステロールです。
他にも高血圧・糖尿病・出産歴がない・晩期閉経・女性ホルモン異常
などは発症を促進する要因とされています。
一方、これをすれば予防できるという要因は明記されていませんでした。
子宮体がんについて
子宮体がんは子宮内膜がんとも呼ばれるように、胎児を育てる子宮の内側にある子宮内膜から発生するがんです。初期に治療を開始した場合ほど治療成績が良いので、早期に発見(診断)することが大切です。
【症状】月経とは無関係の出血、おりもの、排尿痛や排尿困難、性交時痛、骨盤領域の痛みなどの症状を感じたら、婦人科医の診察を受けることが大切です。最もよく見られる症状は出血です。特に、閉経後に少量ずつ長く続く出血がある場合は、早めに婦人科あるいは検診を受診し、子宮体がんの検査を受ける必要があります。
【原因】子宮体がんは、エストロゲンという女性ホルモンの刺激が長期間続くことが原因で発生する場合と、エストロゲンとは関係ない原因で発生する場合がありますが、約8割はエストロゲンの長期的な刺激と関連していると考えられています。エストロゲンが関係していると考えられる子宮体がんに関しては、肥満があったり、閉経が遅かったり、出産経験がなかったりする場合に、発症のリスクが高くなることが分かっています。乳がんの治療でタモキシフェンという薬剤を投与したり、更年期障害の治療でエストロゲンの補充療法を受けてたりする場合も、子宮体がんのリスクが高くなるとされています。
エストロゲンの関与がないと考えられている子宮体がんは、エストロゲンが関係していると考えられる子宮体がんより年齢の高いかたに多いのが一つの特徴です。また、家族性に発生する大腸がんの家系に、子宮体がんが多く発生することも報告されています。
【検査】子宮内膜細胞を擦過して細胞の異常を調べる子宮内膜細胞診や、子宮内膜を少し取り細胞と組織に異常がないかを調べる病理組織検査診断を行います。子宮体がんの診断を補助するために、子宮鏡検査、超音波(エコー)検査があります。また、子宮体がんの広がりを調べる検査として、内診・直腸診、CT検査、MRI検査などが活用されています。
嫁の子宮体がんの遺伝子検査結果を見て
嫁の場合は肥満体質ではないと思うのですが、女性ホルモンが
大きく影響しているとなると、定期的にがん検査を受けるしかない。
年に一度は、きちんと検査をしてチェックするのも
大切なことだと思いました。