東京大学医科学研究所との共同開発で誕生したDeNAヘルスケアの
マイコード(MYCODE)は、将来かかりやすい病気のリスクや体質を、
自宅で唾液を採取して郵送するだけで調べられる遺伝子検査です。
280項目もの病気や体質の遺伝的傾向を調べることができます。
記憶力に関わるという海馬 自分は大きい?小さい?
脳の一部、海馬(かいば)と言えば「記憶力」を司る大切な部位。
自分では記憶力は良い方だと思ってますが、どうなんだろう。
海馬は約4000万個の細胞からできていて記憶を司っている器官。
外からの情報はすべて海馬に集まってくるそうです。
アルツハイマー型認知症の原因も、海馬の萎縮が関係している
と言われてますよね。
DeNAの遺伝子検査キットMYCODEは、遺伝子的な体質として
【海馬の大きさ】を遺伝子レベルで調べることができます。
私の海馬の大きさ(あくまでも遺伝的な解析)は…。
残念ながら自分の海馬はやや小さいらしい。
えーー、なんだかショックだなー。
日本人におけるタイプ別割合は
私の遺伝子型を解析すると、以下のタイプに分類されました。
これを見ると日本人の65%近くの人は海馬が小さい。
なんだ、そうなのか!周りの人達の7割が小さいんじゃないか!
と安心しつつも、アルツハイマー病の発症リスクが1.03倍だったので気になる…。
海馬サイズとは
ヒトの脳は、大脳、小脳、脳幹で構成されています。海馬は、大脳の下方で脳幹をくるむように存在しており、記憶をつかさどる組織です。認知症の中で最も多いアルツハイマー型認知症では大脳の萎縮が認められますが、特に海馬の萎縮が目立ちます。認知症では、物をしまった場所が思い出せない、経験した出来事を忘れるといった物忘れの症状が現れますが、それに海馬の萎縮が関係していると見られます。アルツハイマー型認知症は、バランスの取れた食事や有酸素運動などの生活習慣が予防につながるといわれていますが、認知症になる原因はいまだ明らかになっていません。
海馬の萎縮に関連した遺伝的な要因が判明しています。ゲノムワイド関連解析の結果によると、認知症ではない人において海馬の萎縮を促進する4種類の遺伝子が分かりました。海馬の萎縮は加齢につれて進むものですが、それらの遺伝子があると海馬の萎縮は平均で約4年早くなるとされます。中でもある1種類の遺伝子は海馬の萎縮のしやすさに大きく関与しているとのことです。早期発見・早期治療で進行を緩徐にできるといわれる認知症ですが、遺伝的側面から解明が進めば、より早期の発見や予防も可能になるかもしれません。
海馬サイズについての感想
遺伝子的に海馬が小さい可能性があるというだけで、実際に大きさを
調べたわけじゃないですが、簡単な検査だったので良しとします。
とにかくはバランスの取れた食事や有酸素運動などの生活習慣で
認知症の予防につながるとのことなので心がけます。
それから、アルツハイマー型認知症の予防は大切ですが、
治療方法も早く見つけて欲しいものです。(熱望)