遺伝子検査マイコードを夫婦で受けてみたので、
それぞれの結果を比べてみました。
まあ、あまり意味のないことですが、我々夫婦にとって
お互いのリスクを認識しておいても良いかと。
(基本的に検査の結果は個人情報なので夫婦でも教え合わない方が望ましいです。)
将来リスクの高い病気
まずは全項目の中から、将来病気になるリスクが高い順に
並べてみました。
自分はむずむず脚症候群に注意
むずむず脚症候群というのは、脚の内部に違和感を生じ、文字通りむずむず
してしまう症状を特徴とした疾患です。夜に生じることが多く、睡眠を妨げる
問題があるというもの。今のところ全く自覚症状はありません。
自分が遺伝子検査をした全項目の中で一番リスクが高く、
平均の2.65倍という解析結果でした。
2番目の膵臓がんは、平均の2.42倍のリスク。
症状が現れにくいと言わているのでは気をつけたい。
嫁はもやもや病に注意
もやもや病は、脳の動脈が何かの原因で細くなったり詰まったりする疾患で、
太い動脈の閉塞を補って血流量を保つために拡張した細い血管の血管網が、
煙がもやもやしているように見えるので病名が付いたそうです。
嫁は4.03倍と検査項目の中で一番高かった。
ちなみに自分のリスクは0.17倍。驚くほどリスクが違う。
あと、アルコール依存症には気をつけてほしい。ちなみに自分は0.67倍。
やはり差は歴然。嫁のお酒をコントロールしながら自分も節酒だ!
ガンのリスク
自分はすい臓がんに注意
ガンの中では2番目にかかりやすいと出た慢性リンパ性白血病は
正直予防策がよくわからない。日頃から免疫力をあげておく
ことが大切だと個人的には思っている。
1番目のすい臓がんや3番目の大腸がんは、運動や食生活に
気を配る必要があります。ついつい忘れがちですが、
遺伝子検査の大きな目的は、日ごろの健康管理です。
嫁は神経膠腫に注意
神経膠腫(グリオーマ)は、脳に発生する悪性腫瘍で、
はっきりした原因は不明。自分は0.86倍と低い。
胃がんは遺伝的リスクは高いものの、ピロリ菌を持っていない
嫁は、あまり気にしていない様子。自分は0.88倍と低い。
体質(よく閲覧される項目)
夫婦で85歳まで長生きできるらしい
夫婦で長生き!非常に喜ばしいことである。
一方で二人ともテロメアの長さが短いのだが、
本当に長生きできるのか?少々矛盾も感じます。
テロメアの長さで寿命が決まっているとも言われる
ので、どちらが本当なのか(笑)?
脳神経の密度は嫁に軍配
上記のよく閲覧される体質項目10個のうち、6個が夫婦とも
同じ分析結果だった。似たもの同士ということなのか?
一方で、差が開いたのは脳の働きに関わる脳神経の密度。
自分は密度が低く嫁は高い。しかも遺伝的に高いと分析される人は
日本人の7%しかいないらしい。凄いな、嫁。
夫婦で比べてみた感想
あまり面白がって比べ合う必要はありませんが、
将来のリスクをお互いに把握しておくことで、
いずれ何か役立つことがあるかもしれません。
また、検査結果のとおり発症するわけではないので、
落ち込んだり悩んだりする必要はありません。
あくまでも遺伝的傾向ということを理解した上で、
今後の健康管理に前向きに役立てる。
これが一番の目的です。