アルツハイマー病についての研究が進み、発症には遺伝子が関わっている
という認識が深まりつつあるようです。
東京大学医科学研究所との共同開発で誕生したDeNAヘルスケアの
マイコード(MYCODE)は、将来かかりやすい病気のリスクや体質を、
自宅で唾液を採取して郵送するだけで調べられる遺伝子検査。
アルツハイマー病を含め、280項目もの病気や体質の遺伝的傾向を
調べることができます。
将来アルツハイマーを発症するリスクは?
自分が将来アルツハイマーを発症するリスクを遺伝子検査マイコードで調べました。
認知症は社会問題になっている病気。予防に役立てればと思っています。
DeNAの遺伝子検査キットMYCODEは、自宅で唾液を採取するだけで
【アルツハイマーにかかるリスク】を遺伝子レベルで解析してくれます。
私のアルツハイマーの結果は以下の通りでした。
発症リスクが平均の1.03倍。
日本人の平均的な倍率よりも少し高い程度でした。
アルツハイマーの発症を予防するには
喫煙、中年期の高血圧や高コレステロール血症、糖尿病はアツルハイマーの
発症を促進してしまうそうです。
逆にアルツハイマー予防になるのが、適度な運動、適度な飲酒、
そして果物や野菜を食べると良いとアドバイスが出てきました。
自分の果物の摂取量が明らかに不足しています。
MYCODE管理栄養士のアドバイス
果物は調理の必要がなく手軽に摂れるので、時間のない方や単身者の男性
でも摂取しやすい食品です。皮ごと食べられるブドウはポリフェノール
をとることができますし、ミカンは袋ごと(ミカンの袋や白いスジ)
食べれば食物繊維摂取量もアップします。
朝食の習慣のない方はまずは果物を取り入れることから始めてみましょう。
また、BMI25以上の方や血糖値が高い方は、糖質が少ない果物を、
外食が多く野菜不足を感じていたり、ストレスを強く感じたりする方は
ビタミンC・カリウムを多く含む果物を選ぶとよいでしょう。
アンケートによるとあなたの場合、BMIが25以上です。糖質が少ない果物を
お勧めします。ただし、食べすぎると中性脂肪が高くなることがありますので
摂りすぎには注意しましょう。
メタボ気味の自分の場合は、糖質の多いバナナよりも、りんごやオレンジ
が良さそうです。ただバナナにはカリウムが豊富に含まれているから、
偏らずバランスよく食べれば良いと思います。
アルツハイマーについて
もの忘れなどの記憶障害を始まりとして、物事を判断する能力が衰えていき、だんだんと日常生活を送ることが困難になっていきます。病状はゆっくりと進行し、初期ではもの忘れや判断力の低下といった軽度の症状、中期では言語能力や思考力などに支障を来す中等度の症状、身体機能が低下して寝たきりなどの状態となる重度の症状へ進みます。
また、もの忘れなどはあるが日常生活には支障のない軽度認知障害(MCI)の病状もあり、ここから将来、アルツハイマー病による認知症へと進むかどうかを明確に予測することはできないとされています。80歳以下の場合、アルツハイマー病と診断されてから死亡するまでの期間は10年以上、80歳以上では3〜4年ほどと言われています。
【初期症状】もの忘れなどの記憶障害が挙げられます。加齢によるもの忘れとの大きな違いは、アルツハイマー病の場合は新しいことから忘れていく、つまり過去の記憶を忘れるのではなく、新しく物事を覚えられなくなることとされます。また、言われたことをうまく理解できなかったり、会話が成立しなくなったりして、妄想や焦燥感、うつなどの症状が少しずつ見られるようになります。車の運転や買い物などといった日常行為にも支障を来し始めます。
アルツハイマーの遺伝子検査結果についての感想
原因がまだハッキリしていないのでなんとも言えませんが、
遺伝子的な傾向が出やすい病気の一つとも言われています。
発症を抑制する要素は少しずつ明らかになってきているので、
しっかり予防して将来周りに迷惑をかけないようにしたいです。