マイコード遺伝子検査の仕組みとは?

マイコードの遺伝子検査って、一体どんな仕組みになっているのか?
唾液で遺伝子検査をして精度は高いのか?という疑問もわきますね。

気になったのでまとめて書いておこうと思います。

どうして遺伝子が唾液だけでわかるのか?

一見透明な唾液ですが、実は多くの白血球を含んでいて、この白血球に
DNAが含まれているため、遺伝子検査の解析対象として適しています。

唾液と血液をそれぞれ試料に使った場合の検査結果を比べた海外の研究も
ありますが、精度の差はほとんどありません。

よって、唾液は遺伝子検査に適切であると報告されていることから、
MYCODEでも唾液を試料として利用しています。血液や口腔の粘膜と違い、
身体を傷つけることなく、DNAを豊富に含む細胞を採取できることも
大きなメリットです。

MYCODEで検査する遺伝子の種類

遺伝子検査の観点から考えると、遺伝子の種類は2つあって、
「決定因子」と「危険因子」という分け方があります。

決定因子

決定因子とは、遺伝的な変化が疾患の発症に直接関与するもの。

特定の遺伝子を調べることで、そのひとつの遺伝子の変化で発症する
「単一遺伝子疾患」がわかります。

例えばアンジェリーナジョリーが特定の「決定因子」を調べたところ、
遺伝性乳癌・卵巣癌を発症する確率が非常に高いと判断されました。
その結果、切除手術を受けたのは記憶に新しいですよね。

「決定因子」は医療機関の遺伝子異変解析で調べることができます。
家族歴をきっかけに検査をする人はいますが、通常は受けることは稀な
遺伝子検査と言えます。

危険因子

遺伝的な変化と環境要因の相互作用より疾患の発症に結びつくものを
「危険因子」と呼びます。

マイコードでは、このタイプの遺伝子「一塩基多型(SNP)」を
唾液から調べて、病気にかかりやすい傾向を調べます。

マイコードでは決定因子はわからない

「決定因子」と「危険因子」は調べる遺伝子が全く違います。
両者の遺伝子検査では、扱う内容が全くの別物なのです。

なので、MYCODEでは同じ遺伝子型をもつ人の集団を統計的に
見た時に、どんな病気の傾向があるかという「危険因子」のみ
が示されるというわけです。

遺伝子/ DNA /SNP(スニップ)について

ヒトのからだはタンパク質でできていて、タンパク質を作り出す設計図を
遺伝子と呼びます。遺伝子の正体はDNA(デオキシリボ核酸)でアデニン(A)、
チミン(T)、pアニン(G)、シトシン(C)の4つの塩基が特定の配列で30億個も
連なり、対を形成して胞の核の中に納まっています。

DNAは遺伝子としてタンパク質の設計図となるばかりでなく、コピーを作って
新しい細胞に受け渡します。また精子や卵にもDNAは存在していて、受精に
よって両親のDNAを受け継いでいるわけです。

ヒトが持つDNAの配列は皆ほとんど同じですが、わずかO.1%程度の違いだけで
容姿、体質さらには疾患のかかりやすさに影響していることがわかりました。

例えば、髪の毛の色、お酒の強さ、薬の効きやすさ、病気のなりやすさです。

このわずかな違いは長いDNAの配列の中で一塩基が置き換わる部位、
SNP(一塩基多型)=スニップ」といわれています。

MYCODEではこのSNPを分析することにより、体質の遺伝的傾向や統計的に見た
疾患の発症リスクを算出しているのです。

参照:MYCODE遺伝子検査レポートブック